こんにちは！現役美容師の浦GO⤴︎です。
白髪染めをした後、その美しい色をできるだけ長く保ちたいですよね。
今回は、白髪染めの色持ちを良くするためのプロのテクニックをお伝えします。
特にシャンプーの重要性に焦点を当て、効果的な日常ケアについて詳しく解説します。
適切なシャンプーの選び方
シャンプーは白髪染めの色持ちに大きな影響を与えます。
特に市販の安価なシャンプーは洗浄力が強いため、髪の色素を洗い流してしまうことがあります。
カラーシャンプー：色素を補充しながら洗髪するカラーシャンプーは、色持ちを良くするのに効果的です。
低pHシャンプー：低pHのシャンプーは髪のキューティクルを閉じ、色素が流れ出るのを防ぎます。
サルフェートフリーシャンプー：サルフェート（硫酸塩）を含まないシャンプーは、髪に優しく、色持ちを良くする効果があります。
市販の安価なシャンプーの問題点
市販の安価なシャンプーは、強い洗浄成分が含まれていることが多く、これが色落ちの原因になります。強い洗浄力で髪の表面を洗い流してしまい、染料も一緒に落ちてしまいます。
洗い方のコツ
ぬるま湯で洗う
熱いお湯はキューティクルを開き、色素が流れ出やすくなります。洗髪時にはぬるま湯を使いましょう。
ぬるま湯の温度：36〜38度のぬるま湯が最適です。これにより、髪の色素が流れ出るのを防ぎます。
シャンプーの使い方
優しく洗う：シャンプーを手のひらで泡立ててから髪に塗布し、指の腹で優しくマッサージするように洗います。
しっかりすすぐ：シャンプー後はしっかりとすすいで、シャンプー成分が髪に残らないようにしましょう。
トリートメントと保湿ケア
カラー専用のトリートメント
カラーリング後の髪は乾燥しやすいため、保湿効果の高いトリートメントを使用しましょう。
カラー専用のトリートメントは、色持ちを良くする成分が含まれています。
週に1〜2回の集中ケア：週に1〜2回のスペシャルトリートメントを行うことで、髪に栄養を与え、色持ちを良くします。
リーブインコンディショナー
洗い流さないリーブインコンディショナーを使用することで、髪の保湿を保ちながら色持ちを良くします。
紫外線や熱から髪を守る効果もあります。
熱ダメージを避ける
ドライヤーとヘアアイロンの使い方 高温のドライヤーやヘアアイロンは髪の色素を壊しやすいため、低温設定で使用するか、ヒートプロテクトスプレーを使用して髪を守りましょう。
ヒートプロテクトスプレー：熱から髪を守るスプレーを使うことで、カラーの持ちを良くすることができます。
外的要因からの保護
紫外線対策
紫外線は髪の色素を壊しやすいため、外出時には帽子をかぶるか、UVカットスプレーを使用しましょう。
UVカットスプレー：髪用のUVカットスプレーを使用することで、紫外線から髪を守り、色持ちを良くします。 塩素と海水対策 プールの塩素や海水も色落ちの原因になります。
プールや海に入る前には、髪を水で濡らし、リーブインコンディショナーを塗布しておくと良いでしょう。
まとめ
白髪染めの色持ちを良くするためには、適切なシャンプーの選び方が非常に重要です。
市販の安価なシャンプーは洗浄力が強く、色落ちしやすいため、カラー専用のシャンプーや低pHシャンプーを使用しましょう。
洗髪の頻度や方法、トリートメントと保湿ケア、熱ダメージの防止、紫外線対策も色持ちを良くするためのポイントです。
これらの方法を取り入れて、いつまでも美しい髪色を保ちましょう。
